鳥取県議会 2023-02-01 令和5年2月定例会暫定版(3/1 一般質問) 本文
愛称のGut Holzは、平成28年10月にオーストリアから招聘したピヒル森林研修所のマルティン・クロンドルファー所長がこの施設に愛着を持って提案された言葉で、オーストリアの林業関係者の間で、安全作業で木材を生産しようというスローガンで使われているとのことです。 そのオーストリアでは、1990年以降、素材生産量を約1.5倍に増やしながらも、林業労働災害を約半減させております。
愛称のGut Holzは、平成28年10月にオーストリアから招聘したピヒル森林研修所のマルティン・クロンドルファー所長がこの施設に愛着を持って提案された言葉で、オーストリアの林業関係者の間で、安全作業で木材を生産しようというスローガンで使われているとのことです。 そのオーストリアでは、1990年以降、素材生産量を約1.5倍に増やしながらも、林業労働災害を約半減させております。
今、中部森林組合では新たな森林経営体制を目指そうと、先般も県が仲介をしてピヒル森林研修所というオーストリアの研修所からトップの方々にも来ていただいて、鳥取県内でも実地に指導していただいたりしております。ぜひ森林の作業効率を上げていけるように工夫をしていきたいと思います。
この夏、林業先進国であるオーストリアで、山岳林での高密な林内路網の状況やブルック森林技術専門学校、ピヒル森林研修所を見学いたしました。また、フィンランドでは、職業教育の施設としてヤムサ林業作業員養成学校を訪れることができました。施設の歴史や規模、そして何よりも豊かで充実した内容に、ただただ圧倒される思いでありました。